1948-05-25 第2回国会 参議院 厚生委員会 第5号
本年度におきましてはこの實情を財政當局から認められまして、甲乙丙の三種類に作業の種類を分けまして、最も技術を要しまする甲種類の作業につきましては一日八圓、乙種類の作業につきましては六圓五十錢、丙につきましては四圓五才錢というような豫算が認められたのでございます。これを作業種別に應じて各療養所に漏れなく配付をいたし得ることに相成つたのでございます。
本年度におきましてはこの實情を財政當局から認められまして、甲乙丙の三種類に作業の種類を分けまして、最も技術を要しまする甲種類の作業につきましては一日八圓、乙種類の作業につきましては六圓五十錢、丙につきましては四圓五才錢というような豫算が認められたのでございます。これを作業種別に應じて各療養所に漏れなく配付をいたし得ることに相成つたのでございます。
これはどうしても私共財政當局としても只今石坂さんの御指摘の通りでありまして、政府みずからがよく整理できないでおつて税が段々高くなるということは申譯ないので、その點においては大體同じような考えを持つておるのであります。
最近どうも郵便貯蓄の伸び方が悪いのでございまして、大變心配しておりますので、そういうものを通じて吸収した金は、大體その方法によつて大部分地方に還元して地方の財政を守りたい、こういうふうな考え方で、財政當局としては、只今の御質問に對して、以上のようにお答え申上げます。
これは結果としては、暫定豫算を六月もお願いする、こういうことに相成りまして、頗る財政當局としてもこの點は遺憾に存じておるのであります。ただこの災害復舊費のようなものにつきましては、これはまあこの財政等の許す範圍においてできるだけのことをいたしたいという考えを持つて、暫定豫算と雖もこれはできるだけのことをいたしたいという考えを持つております。
これは結局どうしてもやらねばならん仕事であり、政府の豫算がなくてもそんな形において行われる、言い換えれば國家で負擔すべきものをしないから、結局そうした形が生れて來るのだと思うのでありますが、そうしますというと、財政當局の方で、日本全國の全體の財政の立場かいろいろ豫算を組まれて、而もその豫想された枠以外に、そうした大きな經費が使われておるということは、國家の財政の基礎を危うくするものじやないか。
又そもそも利益というものを考えてはいけない、教化的意味を大いに含めなければならん作業なのでありますから、これに對して徒らに二十割囘收しろ、三十割、三十五割をやれということになりましては、そこに非常な無理が生ずると考えるのでありまして、この點は餘程大藏當局といたしましてもこれは勿論行刑當局としては最大の考慮を拂わなければならないところでありますが、財政當局としてもその點はお考え願いたいと思います。
私共特に財政當局としては、そういたしませんと全體の視野において見なければならん、諸般のことが暫定豫算ではどうもむずかしい點がございまして、これはまあ皆さんに及ぼす御迷惑とも思いまして、相成るべく本豫算で行きたい。こういうことを考えておる次第であります。
これは恐らく先般委員長からも報告がありましたように、地方をお廻りになりまして、地方の財政當局に聞いて頂けば、口を開くと直ぐ申す事項ではないかと思つております。非常に苦勞をしておるのであります。
つまり一應の一、二、三の繋ぎは、これは改めて申上げましたように、生業資金に毎月これだけのものというのじやないのでございますから、要するに十二月までは一萬六千圓という、一應の枠を拵えたから、後の問題は豫算の折衝上新らしい枠を拵えて、財政當局に話をして行こうというわけで、一月から新らしい枠を、私共で設定したのでございます。
將來日本のいわゆる砂糖というものをどの程度自給するかどうかというような點にもかかつておりますし、また國際貿易との關係ももちろんあるのでございまして、目下經濟安定本部あるいは財政當局といつた方面と檢討中でございます。その上で具體化に努めたいと思うのでございます。
しかしながら財政當局としての一方の不安といいますか、支出の方は二十二年、二十三年度以降はずつと要つていくのでありますけれども、この金は登録をしたときにとるだけでありまして、從つて將來の支出についての單價増ということを考慮いたしますと、支出の方は既定經費に基いてだんだんと殖えていく。
もちろん登録手數料の手續きにつきましては、私どもといたしましては、できるだけ手數料を低くいたしまして、必要な經費を賄うというふうにいたしたいと考えたのでありますが、これにつきましては、財源の關係上相當確實な收入を得なければ困るという財政當局の御意伺がございまして、いろいろと折衝をいたしました結果、きまつたのであります。
この手數料はただ財政當局が、國の財政のつじつまを合わせるために要求されたからということでは、われわれ議員は納得できないのであります。どういう金に使うお考えであるか。この點を重ねてお尋ねいたしておきたいと思います。
もちろんそのためにはいろいろな印刷物、あるいは出版物等を急がなければならぬ關係がありまして、相當の費用がかかると存じますが、これは追つて財政當局にお願いをいたしまして、もし足らぬ場合は次の豫算で皆樣の御審議をお願いするつもりでおります。實際上はこれでは不足をいたしますから、さらに次の機會においてお願いをするつもりでおりますからよろしくお願いいたします。
しかしこれは一應そういう豫算を出しておるのでありまして、將來不足の生ずる場合は財政當局とよく折衝いたしまして、追加をお願いするつもりであります。
併しそれをいろいろについておるわけでしようが、要するに問題は、そういうふうな事變前と現在の調査と比較した調査がないということ、そこに私は今の財政當局がやつておることが集中的に表現されておると思います。そういうことをせずに、ただ税を組立てる觀點からだけで一定の控除額を考えたり、そうしたことをしておる、そういうことがないなどということは實際私はおかしいと思います。私は教えて上げます。
大體府縣の要望がそれぞれございますので、これを集積いたしまして、財政當局とも折衝をごく近日中に開始いたしたい、かような段取で進んでおります。以上お答え申し上げます。
財政當局の方でできるだけ公平を失しないように、技術的の考慮を拂つていただくならば、こういう租税を課することもやむを得ないことと私は思うのでございます。
その他の問題については今のところ確たる案件は考えておりませんが、突發的にそう大きな金額でない費目が或いは出て來ないとも限らないというふうに考えておるのでありまして、これは財政當局とよく檢討いたしたいと思つております。
この點を實は大藏財政當局に希望しておる次第であります。
それから交際費についてお尋ねがありましたが、御承知の通り臨時人事委員會と申しますのは從來の行政調査部の公務員部と運營部の一部分がこちらに移りまして形成せられた役所でございますが、過去の實績等より勘案いたしましてやはりこの程度を必要と認められましたので、特に財政當局の了解も得ましてこの金額を計上した次第であります。
なおあとで財政當局から御説明があるかと思いますけれども、大衆負擔にかかりまするところのタバコの問題でありまするとか、酒の問題でありまするとか、いろいろ財源のためにこれを充てておる點があります。これも非常に考慮を拂い、最後までこの問題について檢討いたした次第でありまするが國民全體に日本の今日の状態を十分に認識していただいて、國民全體の協力で日本財政を背負つてもらう。
昨今は銀行の獨占資本、そういつたような觀念が大體なくなつたとは思いますが、金融機關はほとんど完全に一種の管理を受けておりまして、御承知のように今までは預金の利率の協定において、また本年になつて實施しました貸出金利の協定において、すべてこの協定をやる場合においては、その實情においては財政當局と十分打合せの上でやつておるのであります。
○高瀬委員 そうしますと、財政當局としては運賃値上げを國鐵の赤字解消の唯一の手段としては考えていない。しかしそれも考慮に入れている。こういうことでありますか。